手術内容と副作用
この記事では手術の内容と手術後の生活での注意点がわかります。
・手術内容
幼児~小学6年生まで全身麻酔、中学1年生~局部麻酔での手術になります。
手術方法
消毒後、顔に穴の開いたおおいを掛け、開瞼器でまぶたを開いたのち、筋肉を覆う薄い膜を切開します。筋肉(絵の赤い丸の部分)を必要な位置までずらせ、再び眼球に縫合固定します。糸は抜糸の必要のない糸を使用します。
手術では目の中にメスを入れることも、瞼を切開することもないです。
斜視のタイプによっては、筋肉の位置を術後に調節します(アジャスタブル法)。この方法は麻酔から覚めてから数時間ごに糸の微調節を行います。
手術後出来ること
私生活に支障はないですがお風呂のお湯が直接目に入らないように気を付けてください。
慣れるまでは二重にみえていたりするので段差に気を付けるのと鬼ごっこ等の遊びは控えるくらいでなんの問題もありませんでした。
手術後できないこと
温泉やプール等は1か月入れません。
眼帯をのけた姿o
分りにくいかもしれませんが、目が赤くウルウルしています。涙や目やにが出やすくなっているので優しい拭き方を一緒にしました。
声掛け
目に痛みがあったり、ゴロゴロした感覚があり、子供も不安な気持ちになっているので、「必ず良くなるかね。」「いろんな事をしようね。」「そばに居るよ。」等
子供が安心するような声掛けをしたり絵本の読み聞かせなど、気がまぎれるようにしてあげてください。娘は手術当日の夜中に起きました。
術後の痛みと吐き気
術後は痛みを自覚するので無理せず、痛み止めをもらいましょう。麻酔から覚めた時に吐き気をともなうこともあるみたいなのでこちらも必要なら吐き気止めをもらいましょう。手術後に娘を迎えに行くとすでに起きていました。フラフラでも寝ているのが嫌なのか起き上がろうと何度もして病室まで運ぶのに苦労しました。
支えていましたがベッドにぶつかってケガをしないのか、はらはらでした。
目薬の仕方
子供がなかなか目薬をさせてくれませんでした。そこで教えてもらったのが、
- 目を閉じてもらいます
- 目頭のところに目薬をたらします。
- 瞬きをしてもらいます。
これですんなり目薬ができます。
慣れてきたら自分からあっかんべーしてくれるので目薬が楽になりますよ!
それでは次の記事で、入院の流れをかいていきます。